■『国際協力:現在とこれからの10年』
「大阪大学人間科学部ボランティア人間科学講座」開講10周年記念として公開講座が開催されます。
第1講が5月20日「災害救援:現在とこれからの10年」。そして、第2回目が『国際協力:現在とこれからの10年』と題して、草郷孝好大学院助教授と庄野(島本)護氏によってパプアニューギニアのコミュニティ開発をテーマにすすめられる予定です。
テーマ●国際協力:現在とこれからの10年<国際協力に生きる、コミュニティ開発の現場から>
日 時●2005年6月24日(金)14:00〜15:30
講 師●草郷孝好大学院助教授、庄野(島本)護
お問い合わせ●大阪大学人間科学部ボランティア人間科学講座事務室 直通tel(fax)06-6879-8064

■庄野(島本)護氏プロフィール
1950年生まれ。中央大学法学部中退。学生時代より、アジア各地への放浪と定住を繰り返し、1980年代前半よりバングラデシュやネパールでNGO活動に従事。1989年より96年までスリランカの都市スラム開発事業にODA、NGOボランティアとしてかかわる。帰国後、四国学院大学の非常勤講師を3年間つとめたのち、日本福祉大学大学院修士課程を経て、博士課程進学。2001年8月より2年間、JICA専門家(セトルメント貧困緩和対策)としてパプアニューギニアに赴任。社会福祉開発省NGO課ではたらく。日本平和学会会員。
 著書『スリランカ学の冒険』(南船北馬舎)で第13回ヨゼフ・ロゲンドルフ賞受賞。また『国際協力のフィールドワーク』(南船北馬舎)所収の論文「住民参加のスラム開発」では財団法人国際協力推進協会の第19回国際協力学術奨励論文一席に入選。ほか『パプアニューギニア断章』(南船北馬舎)、共著に『学び・未来・NGO NGOに携わるとは何か』(新評論)などがある。

INDEX(南船北馬舎) 刊行物一覧 リンクと検索 お問い合わせ