元南方特別留学生ラザクさんに広島大学名誉博士号
年初に「What's NEW !」でもご案内しておりましたが、このたび元南方特別留学生アブドゥル・ラザク氏に対して、広島大学より名誉博士号が贈られました。当日の写真が届きましたので掲載します。写真中央がアブドゥル・ラザク氏。マレーシア・クアラルンプール市内のホテルにて。2013年2月25日

◎詳細は、広島大学「国際センター(お知らせページ)」をご参照ください。
◎小舎刊:南方特別留学生ラザクの「戦後」-広島・マレーシア・ヒロシマ-
宇高雄志・著
四六判・272頁
定価:本体1900円(税別)
ISBN978-4-931246-28-7
【内容】
戦時下、マラヤから広島に留学したアブドゥル・ラザク。被爆から九死に一生を得て帰国。祖国マレーシアで、ルックイースト政策のもと、日本語教育に身を捧げ、日本とマレーシアの懸け橋として活躍。
本書は、ラザクの「戦中・戦後」を通して、三つの広島(「廣島」と「広島」と「ヒロシマ」)を検証します。
【もくじ】
1.南方特別留学生を記憶すること
2.馬来興亜訓練所と国際学友会
3.廣島の留学生
4.ことばと独立の精神
5.ルック・イーストと日本人
6.「ヒロシマ」とアジア
7.「あたらしい広島」へ

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