ティー プリーズ

著者:堀江敏樹
判型:B6変判
頁数:110頁
ISBN978-4-931246-27-0  C0077
定価:本体900円 + 消費税
【内容】
紅茶をふだんの食卓に取り戻す!
メディアでは、アクロバティックなレシピのアレンジ・ティーが花盛り。語られるは、奇想天外な蘊蓄話。店頭をのぞけば、どぎつい化粧を施したフレーバー・ティーの満艦飾。街角にひしめく自販機からは、ペットボトル茶がそこかしこで野放図にふるまっている──。紅茶界の直言居士、ミスターTeaこと堀江敏樹が、元祖紅茶屋の矜恃を持って、巷に溢れる奇妙キテレツな紅茶文化を一刀両断。
【書店様用注文短冊

 紅茶界のご意見番 Mr.TEAがフェイクな、日本の紅茶事情にもの申す。
【目次】
◎ティーポットをご用意ください
◎オレンジ・ペコってなに?
◎ブレンドの妙
◎ペットボトル恐怖症
◎ティーバッグはえらい
◎水道水でいいのです
◎渋みのわかるシブい人
◎過激な化粧
◎ひねもすモーニングティー
◎毎日が「紅茶の日」
◎「紅茶」の読まれ方
◎番茶の心意気
◎ペットボトルと哺乳びん
◎超高層住宅と紅茶の関係

【著者紹介】堀江敏樹(ほりえ・としき)

1936年生まれ。ティー・スペシャリスト。ムジカティー取締役。ティーハウスムジカ店主。日本初の紅茶専門店として著名であるが、自らは「大衆紅茶屋」と位置づけ、「ふだん着の紅茶」をひろく提唱。学校法人辻学園調理・製菓専門学校講師。著書に『紅茶の本 決定版』『紅茶で遊ぶ観る考える』『カルカッタのチャイ屋さん』『City of Chai』(以上、南船北馬舎)、『紅茶屋のぶつぶつ』(芦屋倶楽部人間環境行動研究所)など。講演・講習多数。名前のイニシャル「T」をTeaにかけて「Mr.Tea」「Tさん」で知られる。神戸市在住。

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