住まいと暮らしからみる 多民族社会マレーシア 著者:宇高雄志 判型:A5判 頁数:136頁 ISBN978-4-931246-23-2 C0052 定価:本体1700円 + 消費税 【内容】民族の「界隈」を歩く しなやかな多元文化主義へ──。 まち・カンポン・市場・郊外・団地……で、出会った住まいと暮らし。人びとのつぶやき、それぞれの記憶と共有する未来。 民族をつなぎあわせる「国民国家」マレーシアのゆくえを家族・コミュニティ・住宅事情から探るフィールドノート。 【立ち読みコーナー】 【書店様用注文短冊】 |
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【目次】 1.それぞれの住まいとそれぞれの暮らしへ 2.「まち」の住まいと暮らし ◎民族の「界隈」◎変幻自在のショップハウス◎街の「総合商社」 3.「市場」と「屋台」の暮らし ◎共存共栄のストリートマーケット◎もうひとつの台所◎真剣勝負の屋台人生 ◎路上の対決◎断食明けの食堂で 4.「村」の住まいと暮らし ◎バリク・カンポン◎高床式の住まいと暮らし◎二十六人の大家族 ◎一族の桟橋と海上の暮らし◎マハティール前首相の生家◎バリク・カンポンのあとで 5.「郊外」の住まいと暮らし ◎「民族」と「国民」の建築◎マンソーさんのマレー系団地生活 ◎チョンさんの中国系団地生活◎スブラマニアムさんのインド系団地生活 ◎スレンダーな高層建築◎子供たちの団地暮らし◎もうひとつの郊外・高原避暑地 ◎ふたつの郊外と憧れのカタチ◎国民意識と未来都市 6.それぞれの過去とひとつの未来をめぐって 【著者紹介】宇高雄志(うたか・ゆうし) 1969年兵庫県生まれ。兵庫県立大学環境人間学部准教授。建築学。 広島大学勤務、マレーシア科学大学とシンガポール国立大学に研究員として所属。その後、現職。著書に『マレーシアにおける多民族混住の構図 』(明石書店、2009年)、『南方特別留学生ラザクの戦後』(南船北馬舎・2012年)、訳書にウィリアム・リム著『21世紀アジア都市の未来像 シンガポール人建築家の挑戦』(明石書店・2004年)など。 |
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