子どもと旅するスリランカ

著者:川上枝里子
判型:小B6判(173ミリ×112ミリ)
頁数:206頁
イラスト:田中大介
ISBN978-4-931246-29-4 C0026
定価:本体1300円 + 消費税
【内容】
自然とふれあう南の島。ママといっしょに遊んで学ぶ。
 スリランカはインド洋に浮かぶ宝島です。北海道をひと回り小さくした国土に8つの世界遺産があります。世界遺産だけではありません。世界三大紅茶のひとつに数えられるウヴァをはじめとしたセイロンティーや、いたるところから掘り出される宝石、世界的に著名な建築家ジェフリー・バワの手になる瀟洒なホテルの数々、バラエティに富むマリンレジャー、サファリ、ホエールウォッチングに、カレー、スパイス、熱帯フルーツ……、数え切れないほどの観光資源がたっぷりつまった南の島です。
 30年ちかく続いた内戦が終結し、現在スリランカ政府は観光産業の発展に全力を傾けています。計画によると、2016年までに世界中から年間250万人の観光客を呼び込もうとさまざまな施策を打っています。世界の有名ホテルも続々と進出中の、注目度No.1の島なのです。
 1997年にスリランカを初めて訪れて以来、私はスリランカの知られざる魅力を心のポケットにたくさんしまっています。当時は独身の「女ひとり旅」でした。おしゃれなホテルを楽しみ、宝石を買ったり、アーユルヴェーダのマッサージを受けたり、プチセレブな旅を謳歌したものです。でも今は「子連れ旅行」へと旅のスタイルが変わりました。
 スリランカでは、子どもにとって教育的にも価値ある貴重な体験がいくつもできます。この本では「子どもが楽しむ」「子どもと楽しむ」という角度から選び出したスリランカの魅力を伝えたいと思います。(著者・川上枝里子)
【書店様用注文短冊】

【目次】
子どもと楽しむ
◎コロンボ空港到着
◎シーギリヤ・ロック登頂
◎サファリで野生にふれる
◎象に乗って散歩
◎象の孤児院
◎ウミガメの旅立ち
◎高原で茶摘み
◎サファイアを掘りだす
◎ホロスコープで占い
◎スパイスガーデンは「家庭の医学」
◎仏歯寺へお参り
◎エコな椰子の実
◎日本の援助でできた幼稚園
出発準備編
◎まずは体調管理です
◎持ち物をチェックしよう
◎旅行会社選びは慎重に
子連れにおすすめホテル
もしものときに
◎ママ熱中症になる!
◎カレーにやられた!
◎コロンボ市内の病院事情
ママのお楽しみスポット
◎紅茶はお土産の王道です
◎ちょっと贅沢して宝石はいかが
◎世界のブランドが集うアパレル事情
◎ノリタケを安く買う
◎これまで買ってよかったプチ土産
◎癒やしのアーユルヴェーダ
まだまだある観光ポイント
日本で出合えるセイロン象

【著者紹介】川上枝里子(かわかみ・えりこ)
「兼高かおる世界の旅」「なるほどザ・ワールド」などの番組から自分の目で多くの国を見たいと思いはじめる。短大卒業後、テレビリポーターに。事件取材から体当たりの体験リポートまで、経済、料理、旅、芸能など硬軟問わず、さまざまな番組のリポーターやインタビュアーを務める。おもな出演歴は、日本テレビ「ズームイン朝」の地方局キャスターを6年間、テレビ朝日「モーニングショー」「スーパーモーニング」のリポーターを延べ7年間。オウム事件の取材のあと、1997年充電したくて出かけた先がなぜかスリランカ。エステと雑貨、そしてホテルにこだわる旅を好んでいたが、母となり、近年は子連れ海外旅行へと旅のスタイルが変わった。特に娘とのふたり海外旅行を楽しみにしている。子育ての時間を最優先にしてマリッジコンサルタント、講演会講師などを続けている。著書に『恋こがれてスリランカ』(南船北馬舎・2001年)。

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