インド映画の奇跡/グル・ダットの全貌 GURU DUTT PETROSPECTIVE:2001年5月2日〜5月7日(月) 主催:グル・ダット関西上映委員会、神戸アートビレッジセンター 協力:チャンネルアジア、プラネット+1、(財)国際文化交流推進協会 フィルム提供:国際交流基金アジアセンター |
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BAAZ(The Gamble) 1951/モノクロ/137分 失業中の運転手マダンは実は凄腕のギャンブラー。妹の治療費を稼ぐため悪の道に踏み込むが、そこには思いがけない罠が待つ受けていた。暗黒街に甘い歌声が響く、記念すべき処女作。 |
JAAL(The Net) 1952/モノクロ/133分 ゴアの漁村を舞台に、都会からやってきたやくざな男トニーと、彼に純愛を捧げる村娘マリアとの結びつきを描く。キリスト教の愛と赦しの精神が基盤となった作品。 |
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BAAZ(The Hawk) 1953/モノクロ/150分 16世紀のインド西海岸マラバール地方。ポルトガル支配に反旗を翻し、人々を率いて立ち上がった「鷹」と呼ばれる娘がいた。船を主舞台にした冒険活劇。 |
AAR PAAR(Cupid's Arrow) 1954/モノクロ/140分 交通違反で刑務所に入っていたカールーは出所後自動車整備ガレージに就職、持ち主の娘と恋仲になる。お洒落な会話とスピーディーなアクション・コメディ。 |
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MR.&MRS.55 1955/モノクロ/152分 ひと月以内に結婚すれば父の莫大な遺産が手に入ることになったアニターは、叔母の策略で漫画家プリータムと偽装結婚を計画するが…。コメディ作家としての資質が開花した中期の傑作。 |
PYAASA(Eternal Thirst) 1957/モノクロ/145分 売れない詩人ヴィジャイの詩を気に入ってくれるのは娼婦のグラーブだけ。自暴自棄になったヴィジャイはふとしたことから鉄道事故で死亡したと誤解され、発売された遺稿詩集はベストセラーになるが…。 |
KAAGAZ KE PHOOL(Paper Flowers) 1959/モノクロ/148分 人気映画監督スレーシュは偶然出会ったシャーンティを主演女優に抜擢する。映画は大ヒットし、二人は強く惹かれあうのだが、シャーンティは妻子あるスレーシュに別れを告げ…。 |
CHAUDHVIN KA CHAND (Fourteenth Day of the Moon) 1960/モノクロ/170分 イスラム文化が花開いた北インドの町ラクナウ。ここに住む3人の親友のうち、2人が知らない間に同じ女性を愛してしまった。イスラム文化を背景にした悲劇を描く。 |
SAHIB, BIBI AUR GHULAM (King, Queen and Knave) 1962/モノクロ/157分 19世紀末、イギリス統治下のカルカッタ。人々を搾取する兄、放蕩三昧の弟、そして寂しさから酒に溺れる妻。近代化の兆しに取り残された上流階級の生活を、召使いの視点から描く。 |
In Search of Guru Dutt 1989/英国/カラービデオ/84分 1964年39歳という若さで自ら命を絶ち、インド映画界の伝説となったグル・ダットに捧げる3部構成のドキュメンタリー。家族や友人へのインタビューとフィルモグラフィーを通して、彼の個人史を追う。英国チャンネル4制作。 |
「紙の花」 |
「グル・ダットを探して」 |
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「賭け」 |
「表か裏か」 |
「十四夜の月」 |
「網」 |
「賭け」 |
「旦那様と奥様と召使い」 |
「網」 |
「55年夫婦」 |
「旦那様と奥様と召使い」 |
「鷹」 |
「紙の花」 |
「表か裏か」 |
「鷹」 |
「渇き」 |
「グル・ダットを探して」 |
「賭け」 |
「十四夜の月」 |
「55年夫婦」 |