【第6回】
スリランカを撮る(写真家・廣津秋義)

スリランカ点描
▲日本人は箸を使って食事をする。それに対し、スリランカの人たちは手で食べるといわれている。しかし、よく観察してみるとそうではない。手ではなく、指で食べているのだ。「ヘラ・ボジュン」で相席した御婦人はそのときドーサを食べておられた。その指の使い方がなんとも巧みで優雅なのだ。しかもうまそうに賞味なさっている。だからといって私が小手先だけのまねをしても始まらない。食とはつまり文化なのだ。(撮影2017年 11月21日)
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廣津秋義(ひろつあきよし)
写真家。1952年熊本県生まれ。同志社大学文学部卒業。大村次郷に師事。著書に『アジア民俗写真叢書8カルカッタ』(平河出版社・1992年)、『うたごえがきこえる街、カルカッタ』(草土文化・1997年)、『スリランカ古都の群像』(南船北馬舎・2010年)など。スリランカ、キャンディ在住。

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