活字の厨房 耳順篇


 活字の厨房 耳順篇

著者:陰山晶平
判型:四六判
頁数:263頁
ISBN978-4-931246-35-5 C0095
定価:本体1600円 + 消費税

【内容】
南船北馬舎舎主による「本の話」と「本」をめぐるぼそぼそ記
 本書は、そのときどきに気になった「本」を話題にして、南船北馬舎ホームページ上で舎主がくねくねと書き連ねてきた小文を書籍化したものです。いわゆる「書評」ではありません。たまたまそのとき読んだ本がきっかけとなって、ぼんやりとあたまに思い浮かんだことや、あるいは時事から触発されて、古い本をごそごそと取り出し個人的な懐古をしるしたり……。新刊、旧刊、テーマ、ジャンルを問わず気ままな選択です。2001年以降に執筆したものを加筆・修正して日付順に収録しています。「本」というメディアを通して、ここ20年ほどを時系列で振り返ってみました。お付き合いいただければ幸いです。

【目次】
・はじめに
1.本の話
・日本のロビンソン・クルーソーたち
・南洋のケセラセラ
・メメント・モリに生きる
・パルパル前夜のお祭り騒ぎ
・無念の作家
・不幸な翻訳
・旅の準備はミステリーで
・「近代」を呑んでかかる
・「意味」なんてない
・革命家ボースの苦悩
・今も昔も「外圧」で
・石器時代に生きる現代人
・されどタミル語だ!
・ 旧暦で暮らす
・もうひとつの「坂の上の雲」
・育児はチベット流で
・震災後、再び
・涼しい使命感
・人の「ヒト」離れ
・「癒し」の原像
・カルタゴの幻影
・「さあ、もういっぺん」
・ああ、無「常」
・「三方よし」の世界観
・古く装えども新しき女たち
・運命の序列
・「巨知」をのぞく
・じゃぶじゃぶでいこう!
・民族を超える原理
・「カッパ」の天才学者
・電子書籍なんて…
・私たちの「仏教」
・「うまく説明できない」現象を語るということ
・「認識」以前
・「所得倍増」のエコノミスト
・排出ガスと呼吸
・サヨクの陥穽
・日本軍政下をフィールドする
・古生代の「生命記憶」
・転がる石に苔はむさない
・江戸のレッセ・フェール
・蛾のフライはいかが?
・ムスリマの言い分
・東京オリンピック前夜
・「こまったちゃん」を救え
・柳田国男の呪縛
・幻のサンカ再び
・カリフ制再興
・エリートだった女工たち
・戦争の精算のしかた
・神の導く交換経済
・イスラームはアニミズムです
・プラグマティズムの効用
・「知」の異種格闘
・真正リバタリアンへの道
・不正義な秩序か、正義ある無秩序か
・洒脱軽妙のアラビスト
・酩酊するイスラーム
・「正義」を語る前に
・他力本願とインシャーアッラー
・海上のキャラバン
・ 裏木戸から見た「大先生」たち
・もう一つのルネサンス
・海賊の娘 タブーと信仰
・「正体本」の正体
・もうひとりのモーセの物語

2.日誌篇
本をめぐるぼそぼそ記
【著者】陰山晶平(かげやま・しょうへい) 1958年兵庫県生まれ。南船北馬舎舎主。

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