【第12回】
スリランカを撮る(写真家・廣津秋義)

スリランカ点描
▲スリーパーダの巡礼者が朝食をとっていた。自炊である。皿にもられた御飯のうえには、ポルサンボル(削った椰子の和え物)とアッチャール(ピクルス)があった。ポルサンボルの用途はひろい。茶畑で働く人たちはティータイムにロティを食べるのを常とするが、そこにもポルサンボルは欠かせない。他に、インディアーッパ、アーッパ、キリバットゥ、ピットゥ、パンなどにも登場する。ポルサンボルがあればたしかに食がすすむのだ。(撮影2018年2月25日)
←第11回へ

廣津秋義(ひろつあきよし)
写真家。1952年熊本県生まれ。同志社大学文学部卒業。大村次郷に師事。著書に『アジア民俗写真叢書8カルカッタ』(平河出版社・1992年)、『うたごえがきこえる街、カルカッタ』(草土文化・1997年)、『スリランカ古都の群像』(南船北馬舎・2010年)など。スリランカ、キャンディ在住。

南船北馬舎 INDEX