大阪自由大学(Osaka Freedom University)通信:2025年1月号

新年からの映画塾「戦後を生きるー原節子」
 2025年は昭和100年、戦後80年にあたります。そこで昭和の大女優、原節子の映画をとおして、戦後の女性の新しく生きる姿を見つめます。ここでは、黒澤明、吉村公三郎、今井正、小津安二郎の4人の監督の作品を取り上げ、原節子の魅力と当時の世相を考えます。

 ★第1回 1月14日(火)『わが青春に悔いなし』(1946)
     監督:黒澤明 脚本:久板栄二郎、出演:原節子、藤田進、大河内傳次郎
 ★第2回 2月18日(火) 『安城家の舞踏会』(1947)
     監督・原作 吉村公三郎、脚本:新藤兼人、出演:原節子、滝沢修、森雅之
 ★第3回 3月11日(火)『青い山脈』(1949)
     監督・脚本 今井正、原作・石坂洋次郎、
      出演:原節子、池部良、若山セツ子、杉葉子、木暮実千代
 ★第4回4月8日(火)『東京物語』(1953)
      監督:小津安二郎 出演:原節子、笠智衆、東山千栄子、香川京子、杉村春子、山村聡
 
 ・14:00〜16:00
 ・講師は上倉庸敬さん(大阪大学名誉教授)
 ・いずれも会場 大阪淀屋橋・中楽坊情報館
  大阪市中央区伏見町4-2-14 WAKITA藤村御堂筋ビル地下1階
  大阪メトロ「淀屋橋駅」13番出口を出て南側すぐのビル
 ・定員20人
 ・参加費各回1000円
 
新大阪学事始「関西の電車は面白い! ー関西の鉄道100年ー」
 阪急電車、阪神電車、京阪電車、南海電車、近鉄電車。「◯◯電車」の愛称で関西人から親しまれる五大私鉄は、百年に渡る熾烈な争いを繰り広げてきた!スピード競争、えげつない広告合戦、こまやかすぎるサービス競争、ときには本気の殴り合い……。知れば、関西の鉄道が、関西のことが、もっと好きになる! (松本さんの本の紹介文から)

 ・2025年1月21日(火)14:00〜15:30
 ・講師:松本泉さん(元新聞記者)
 ・会場:大阪淀屋橋、中楽坊情報館
 ・定員20人
 ・参加費1000円

なにわ歳時記「大阪の年中行事と食」
 大阪の年中行事や祭りには、その行事に付きものの食べ物があります。江戸時代の正月や五月節供、現代まで継承される野里一夜官女祭など、さまざまな行事に、どのような儀礼食があり、どのように食されてきたのかをご紹介します。

 ・日時:2025年1月28日(火)14:00〜15:30
 ・講師:澤井浩一さん(大阪歴史博物館学芸員)
 ・会場:大阪淀屋橋・中楽坊情報館
 ・定員20人
 ・参加費1000円、

新大阪学事始「短歌に詠まれた宝塚少女歌劇ー三十一文字に彩られた草創期の宝塚ー」
 2025年は宝塚歌劇創立111年。与謝野晶子から正岡容まで、大正7年創刊の機関誌「歌劇」に寄せられた短歌から、宝塚歌劇の原風景を探ります。

 ・講師 小竹 哲 さん(文芸評論家) 
     大阪の朝日放送で浪曲番組、アニメ番組、クラシックコンサート等を担当。
     在職中より文芸評論家として広く活躍。
 ・2025年2月25日(火)14:00〜15:30
 ・会場:大阪淀屋橋、中楽坊情報館

 ・定員20人
 ・参加費 各回1000円

新大阪学事始め「学天則ー大阪で誕生した日本初のロボットー」
 ー成長産業が生んだ文化的成果とその時代ー
 大阪が「大大阪」と呼ばれていたころ、北海道帝国大学教授から大阪毎日新聞社(現毎日新聞)に入社した西村真琴博士が日本初のロボット「学天則」を創作し、1928年の御大礼記念京都大博覧会で披露しました。80年後にその復元、公開に尽力した元大阪市立科学館館長、加藤賢一さんに当時の時代背景やその後の変遷について語っていただきます。

 ・講師 加藤賢一さん
  1951年福島県生まれ。東北大学理学部卒。大阪市立電気科学館へ入職後、大阪市立科学館館長、
  岡山理科大学教授を経て、現在星学館を主宰。
 ・4月15日(火)14:00〜15:30
 ・会場:大阪淀屋橋、中楽坊情報館
 ・定員20人
 ・参加費 各回1000円

なにわ古代史9 <細工谷遺跡(天王寺区)百済寺跡(枚方)>
 「古代大阪と百済?王族末裔の拠点から探る交流史ー」

 古代大阪は朝鮮3国(高句麗、百済、新羅)のうち百済との関係が濃密だった。7世紀後半、百済王族の末裔(百済王氏)は難波・百済郡を拠点とし、その後、枚方に移転。百済寺を氏寺とした。古代有力氏族とされる百済王氏の特質、百済郡の概要などを細工谷遺跡調査にも関わった古代史研究者が発掘成果や文献をもとに探っていく。

 ・講師 神戸大学大学院教授(日本古代史) 古市晃さん
 ・4月28日(月) 14:00〜15:30
 ・会場 大阪・中之島、大阪市中央公会堂大会議室(地下1階)
 ・定員40人
 ・参加費1000円

2025年スポーツ連続講座「スポーツ近代史余話−その真相を探る(その8)」
 社会の清涼剤であり、時代を映す鏡の役割を果たしてきたスポーツ。その歴史を振り返りながら、スポーツを多面的に解剖し、社会とのつながりを見つめます。
 ・講師は、大阪スポーツマンクラブ会長、玉置通夫さん

  ★第1回2月13日  昭和100年とスポーツ(上)〜ラジオが触媒になった
  ★第2回3月13日  昭和100年とスポーツ(下)〜テレビとネットの争奪
  ★第3回4月10日  プロ野球1936年ー変則興行で巨人優勝
  ★第4回5月 8日  阪神タイガース90年ー社員公募で命名
  ★第5回6月12日  綱引きー巨体過ぎて五輪種目外れる
  ★第6回7月10日  大毎野球団ー最強のアマ球団
  ★第7回9月11日  プロ野球唯一の無国籍選手ースタルヒンの悲劇
  ★第8回10月9日  大相撲の反則負けー土俵のごみ捨てアウト
  ★第9回11月13日  双葉山引退80年−不滅の69連勝
  ★第10回12月11日 プロ野球唯一の展覧試合ー長嶋のサヨナラ本塁打

 ・会場:大阪淀屋橋、中楽坊情報館
 ・定員20人
 ・参加費 各回1000円

●大阪自由大学LINE公式アカウントを作成しました。最新情報を案内し、こちらからも簡単に参加申し込みできます。
 https://lin.ee/i1yjw66

*これまでの講座内容は大阪自由大学チャンネル(無料)にアップしています。
自由にご覧ください。
 https://www.youtube.com/channel/UCRve3OyXKISWOmERgWNlGCw/videos

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