大山八合目あたり

2016年8月12日、「山の日」翌日に伯耆大山に登る。八合目を過ぎて木道に至る直前の登山道。頂上(弥山・1710m)はもう間近であるが、怒濤の汗、汗、汗で疲労困憊。8月の気候は堪える。「山の日」は当初6月に計画されていたと聞くが、なにゆえ8月に変更したのだ! 6月であるべきだ!

大山九合目(木道)
九合目の木道。じつは、頂上で昼食を終えて下山時、この木道上で大腿四頭筋に痙攣を発症し、一歩も歩けなくなってしまった。ももを上げることもできず、腰を下ろすこともできない。ただただ突っ立ったまま。太ももの筋肉が一枚の板のようになってぴくりとも動かない。伸縮しない。ああ、なんてこったい! 同行の嫁サン、息子はヘリコプター救助の要請を考えたほどであったが、10分ほどその場にストックを頼りに突っ立っていると、少しずつ筋肉がほぐれてきた。痛みは残るものの恐る恐る一歩踏み出してみる。なんとか歩けそうだ。水分補給は徹底して心がけていたが、極端な塩分流出が問題であったのだろう。夏場は電解質入りのスポーツドリンクも必携です。

剣ケ峰
弥山頂上(1710m)から隣りの最高峰・剣ケ峰(1729m)を望む。こちらの弥山から剣ケ峰への尾根は激しい崩落で痩せているため、立ち入り禁止になっている。立ち入り禁止じゃなくても、怖がりの私は行かない。

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