【第2回】
スリランカを撮る(写真家・廣津秋義)

▲靴の修理をなりわいとして36年たつという。 他にゴム草履、カバン、傘などの修理もする。昔はキャンディの町中だけでも同業者があちこちにいたものだが、いつのまにかめっきり少なくなってきた。彼が腕の確かな職人であることは、足元に整然と並べられた仕事道具をみればわかるであろう。炎天下や雨の日であろうといつもの場所で静かに仕事に励んでいる姿を何度みかけたことだろう。1メートル四方の地べたが彼のひのき舞台なのだ。(撮影日2017年5月5日)
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廣津秋義(ひろつあきよし)
写真家。1952年熊本県生まれ。同志社大学文学部卒業。大村次郷に師事。著書に『アジア民俗写真叢書8カルカッタ』(平河出版社・1992年)、『うたごえがきこえる街、カルカッタ』(草土文化・1997年)、『スリランカ古都の群像』(南船北馬舎・2010年)など。スリランカ、キャンディ在住。

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